モ770形
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 1987年登場。従前揖斐線直通急行に使用されていたモ510形及びモ520形が老朽化したことから、双方を置き換えるために製造された車両で、名鉄600V区間の車両としては初の冷房車となった。モ880形に準じた路面電車タイプの連接車体だが、岐阜市内線走行用に車体幅が若干狭められた他、冷房化されたことから側窓が固定化されている。また当初よりワンマン運転に対応しており、登場時は揖斐線においてワンマン運転を行った。モ880形と同じく抵抗制御方式ではあるが、揖斐線にて高速運転を行うことから弱め界磁制御を採用し、同線においては最高時速70km/hで運転した。1988年までに2連4本の8両が製造され、当初はスカーレット一色であったがモ780形製造にあわせ塗り変えられている。名鉄時代には急行から普通まで幅広く使用され、2005年の路線廃止後は全車福井鉄道に移籍した。

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