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1999年登場。当時特急「はつかり」の主力車両は485系のリニューアル車3000番台であったが、未更新の車両も幅を利かせており更に臨時列車には583系も使用されていた。E751系は、未更新の485系及び583系を置き換えるべく製造された特急型車両であると共に、JR東日本の車両としては唯一の交流特急型車両である。車体・制御機器等は既に投入されていたE653系をベースとしているが、前面のデザインが変更されており印象が変わっている。更に寒冷地帯での使用を前提としている事からE653系に比べて耐寒・耐雪構造が強化されており、また前述の通り交流専用車両であるため、直流線区での走行はできない。最高速度は130km/hとなっており、青函トンネル外では120km/hが最高速度となる485系に比べてスピードアップが図られている。尚、青函トンネルを走行するのに必要なATCは搭載準備工事こそなされているものの搭載されていないため、現状では走行できない状態になっている。車内は普通車がE653系と同じく910mmピッチでリクライニングシートが並ぶが、こちらは青森方先頭車の半室にグリーン車も備える。グリーン車が4列配置で1160mmピッチとなっている。E751系は6連3本が製造され、2000年より特急「スーパーはつかり」として運用を開始した。その後2002年からは特急「つがる」に転用、2010年の新幹線延伸からしばらくは運用を離脱したものの、2011年4月より再び特急「つがる」として今度は青森〜秋田間にて、更に快速列車として青森〜浅虫温泉間にて使用されている（現在は青い森鉄道からは撤退）。尚、運用復帰に際しては電動車ユニット2両が編成から外されており、現在は通常時で4両編成となっている。外された中間車は増結予備車として留置されていたが、2015年に一斉に廃車され、以降は4連3本の陣容となり現在に至っている。 2007,09,04 三 沢 |
