E131系800・880番台
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 2025年登場。長年仙石線で使用されていた205系3100番台の置き換えを目的に投入された車両である。仙石線は長い間首都圏で使用されていた車両があてがわれており、直接新型車両が投入される事例は仙石線の前身である宮城電気鉄道以来となり、約80年ぶりのこととなった。全編成とも総合車両製作所新津事業所で製造されている。既存の205系と同じく4両で1編成を組み、石巻方からMc-T-M-Tcという組成となっている。車体は1000番台を除く他番台と同じく幅広車体となっているが、前面は1000番台と同じく非貫通構造となり、かつ正面は3枚窓となっているため他番台とは印象が異なる。前面の水玉模様は他のE131系に類似しているが、側面の帯は濃淡のブルーで、置き換える205系と同色を継承した。制御方式は他番台と同様SiC-VVVFインバーター制御方式で、全閉式主電動機や車両情報管理装置等も同等である。また、ワンマン運転に対応し、車外カメラや車内防犯カメラ等を製造当初から搭載している。なお、仙石線特有の設備として列車保安装置ATACSがあり、本番台では専用のアンテナを備えている。車内はオールロングシートとなっており、205系の一部で見られた2WAYシートは採用されていない。袖仕切りの形状やモケットの色は500番台と同等である。なお、側扉は1000番台と同じく化粧板が貼られずステンレス製無地となっている。仙石線の車両としては初めて車内案内表示器が液晶表示器となり、扉の鴨居部に千鳥配置されている。各車に車椅子スペースを備える他、車椅子対応トイレも編成内に設けるが、205系とトイレ位置をあわせた関係で、石巻方の制御電動車(クモハE131形)の車端部に設けられている。E131系800番台は2025年12月から営業運転を開始した。4連14本が投入される予定となっており、2026年3月のダイヤ改正までに205系を一掃し、同改正からは本車によるワンマン運転が開始される。なお、一部の編成については製造当初より線路設備モニタリング装置を備えており、機器配置及びそれに起因する座席・窓配置の違いなどから同設備を搭載した電動車は880番台に区分されている。

 2026,02,12 苦 竹


2026/02/13