キハ122・キハ127系
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関連リンク:えちごトキめき鉄道ET122形
 2008年登場。姫路と新見を結ぶ姫新線では、特に乗客の多い姫路〜上月間の高速化工事を2010年までに施工することになり、線形改良や枕木のPC化等によって最高速度が従来の85km/hから100km/hに引き上げられることになった。キハ122・キハ127系はこの高速化工事を見据えて開発・製造された気動車であり、両運転台車両がキハ122形、片運転台車両がキハ127形となる。車体は前頭部を除いてステンレス製で、山陰地区に投入されていたキハ121・126系と比べて車体強度が向上している。前面は223系5000番台等に準じた意匠となっているが、223系等とは異なり、貫通扉上に行き先を表示するようになっている。側扉は片側2か所で、乗降しやすいよう両開き扉が採用されている。帯色は稲穂・赤とんぼをイメージした黄色及びオレンジで、中間に白いラインを配している。車両性能はキハ121・126系をベースとしており、同形式同様機関出力450PSのコマツ製エンジンを搭載し、車両制御システムとしてTICSを採用、制動方式は電気指令式ブレーキとなっている。高速化対応に基づき制作された車両であることから最高速度は100km/hとなった。この速度向上に伴い、姫路〜上月間については従来に比べ実に18分もの時間短縮を実現している。なお、キハ121・126系と異なり耐雪ブレーキは装備されていない。車内は扉付近がロングシートである以外は転換クロスシートとなっており、片側は1人掛け、反対側は2人掛けとなっている。当初より車内収受式のワンマン運転に対応しており、運賃箱や整理券発行機、運賃表示器などが標準で装備されている。バリアフリー対策としてキハ122形及びキハ127形0番台の上月・新見方には車いす対応のトイレ及び車いすスペースが設けられた他、ステップレス構造となりホームとの段差が低減されている(ホーム側は嵩上げで対応)。同形式は2009年3月のダイヤ改正から営業運転を開始し、これにより姫路〜佐用間の列車は全て本形式により賄われることとなった。キハ122形は7両、キハ127形は2連6本の陣容となっており、前述のとおり姫新線姫路口では同形式の独擅場となっている。なお、えちごトキめき鉄道に導入されたET122形は本形式がベースとなっている。

 2013,03,11 姫 路


■Variation
 2連を組むキハ127形。トイレ付きの0番台(上月・新見方)とトイレなしの1000番台(姫路方)に区別されている。0番台には貫通用幌も取り付けられており、本系列単独の他、キハ122形を併結した3連以上での走行も可能である。

 2014,12,28 播磨新宮