485系
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 1994年登場。団体輸送におけるニーズの高まりを受けて485系を改造の上落成したお座敷車両である。従来JR東日本では客車改造のお座敷車両は存在していたが、交直両用電車の改造は初の事例となった。台車・走行機器等は種車のものを用いつつ車体は新製されており、前面に曲面ガラスを用いる等全体的に丸みを帯びた外観となっている。また、以降に改造されたお座敷電車とは異なり、前照灯・尾灯は丸型のものが上部に設けられている。塗装は小豆色を基調とし、下部に金色のラインが配されたものとなった。尚、同車落成当時は碓氷峠の区間が現役で使用されており、同所の通過対策が施されているが、同対策を施されたジョイフルトレインは同車が最後となっている。車内は前述の通りお座敷となっているが、4両が掘り炬燵構造となっているのに対し(フルフラット化も可能)、集電装置のあるモロ484形の2両だけは中央線等の走行ができるようパンタグラフ部分を低屋根化したことから掘り炬燵構造が採用できず、代わりにフルフラット構造となっている。また団体運用での使用を前提としているため、カラオケ装置や休憩室、ミーティングルーム等も設けられている。更に先頭車後部は展望スペースとなっており、この点は既に在籍していた「ゆう」と類似したものとなった。同車は落成後一貫して小山車両センターに配置されており、「華」等の後継車両に混じって団体運用を中心に使用されている。尚、シーズン中の多客臨には「華」等他の車両が充当されることが多く、この「宴」はあまり多客臨には充当されていない。

 2012,09,17 新松戸