253系1000番台
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253系0・200番台・1000番台
 2010年登場。JR東日本では2006年から東武鉄道と直通運転を行い、日光・鬼怒川方面への特急列車を運行させていた。JR東日本は485系・189系を充当させていたが、故障が起きるなど運行に支障をきたすことがままあり、後継車両へと置き換えることとなった。そこで、E259系の台頭で余剰となり、かつ車歴の新しい253系200番台を種車に新たに日光方面への特急車両を用意する事となった。これが253系1000番台である。改造に際しては東武線への直通機器を搭載するだけでなく、塗装は従来のものと大幅に変わり、日光の社寺・神橋をイメージした赤・朱色を基調に、ニッコウキスゲをイメージした黄色いラインが配されたものとなった。前面の貫通扉は分割運用がない事から埋められ、新たにLED式の愛称表示器が設けられた。また制御方式は従来界磁添加励磁制御方式であったが、これがIGBT-VVVFインバーター制御方式に変更されており、あわせて乗務員室のモニタ装置も改良されている。車内はオールモノクラスとなり、奇数号車がオレンジ、偶数号車が水色モケットのリクライニングシートに改座されている。尚、乗務員室背後のグリーン個室はスペース自体は残されたものの、業務用スペースとして一般には供されない。本来なら2011年4月から営業運転を始める計画であったが、東日本大震災の影響で順延となり、同年6月から営業運転を開始した。現在は特急「日光」「きぬがわ」に充当されており、臨時列車として八王子や古巣の千葉まで乗り入れることもある。また、現在は大宮〜甲府間の臨時特急「むさしのかいじ」にも充当されることがあり、253系として初めて山梨県内でも営業運転を行っている。

 2012,08,02 大 宮