251系
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 1990年登場。伊豆方面への観光輸送のテコ入れを図るために製造された車両で、JR東日本としては初めてとなる、リゾートに特化した特急型車両である。10両で1編成を組むが、眺望性の向上を目的に編成の両端3両がタブルデッカー、残りの車両がハイデッカーとなっている。これにより他の車両に比べて車体断面が大きくなっているが、集電装置に初めて下枠交差型パンタグラフを採用することで問題点の解決をみている。機器類に関しては211系に準じており、回生制動併用の界磁添加励磁制御方式となっている。また急勾配区間を走行することから、抑速ブレーキも備えている。車内は通常の座席の他にグループユニットと呼ばれる簡易コンパートメントや展望座席、更にはグリーン個室、サロン室、こども室、サービスカウンターなど多岐に渡っており、個人からグループまで幅広い人に適したものになっている。1992年までに10連4本が製造されて特急「スーパービュー踊り子」として営業運転を開始し、一躍東海道線のスターとなった。この後2002年に普通車、2007年にはグリーン車のリニューアルがなされ、グループユニットの廃止、座席改座などがなされ塗装も変更され ている。尚、製造当時の普通車はリクライニングしない座席であったが、このリニューアルとともにリクライニングシートとなっている。現在は一部のホームライナーにも使用されているが、名実ともに東海道線や伊東線の花形 車両として活躍している。尚、登場当初は北関東や房総方面への臨時特急に使用されたこともあり、各地へ足跡を残している。30年に渡り伊豆方面特急のフラッグシップとして活躍した251系だが、2020年からは後継のE261系が運用を始めることから、その去就が注目されている。

 2008,08,16 大 宮


2019/08/31