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1988年、身延線富士口の増発用に投入された車両であり、前年に登場した123系40番台の増備車両にあたる。種車は元々身延線での使用を考慮されていたクモヤ145形600番台であり、クモユニ147形を種車とする123系40番台とは異なっていたが、両者とも元をただせば101系なのでその点は共通している。こちらは新たに3扉車体となり、種車についていた貫通扉は連結走行を考慮すべく若干改造されている。このため他の123系とは印象が異なっている。車内はロングシートで、客用扉には化粧板が付けられている。改造からほどなく冷房化もなされ、長らくの間主に富士〜西富士宮のピストン輸送に従事し「ポニー」の愛称で親しまれた。尚、改造当初は独自塗装を採用していたが、後に119系と同様JR東海のコーポレートカラーへと改められている。この他主電動機がMT46型からMT54型に換装されるなど後天的な改造も施されたが、老朽化と単行での輸送力不足から313系の増備に伴い2007年に運用を離脱し、そのまま廃車された。
2005,03,23 富 士★ |