3050系
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 1972年登場。それまで製造されていた3000系の後を受けて製造されたマイナーチェンジ車両である。基本的には3000系に準じているが、製造当時より冷房装置を搭載している点が最大の相違点となる。山陽電鉄としては初の冷房車両であり、同線のサービスアップに大きく貢献した。また、これにより集電装置が下枠交差型パンタグラフとなっている点も外見上の差異となっている。3050系は1985年までの長きにわたって増備が続いたが、製造途中で台車変更、補助電源装置の変更等のマイナーチェンジがなされている他、1981年以降に製造された車両は3000系初期車同様アルミ製車体となっている。尚、アルミ製の車両は車体工法が変更されており、コストの削減が図られている。全車ともに内装はロングシートが基本であるが、5000系から発生したクロスシートが転用されてセミクロスシートとなっている車両も存在する。1986年以降は5000系が製造された為に製造は途絶えたが、現在も1両の廃車も出さず主に山陽線内の普通列車やS特急を中心に活躍している。現在はリニューアル工事も順次行われており、施行された車両は車椅子スペースの設置やサッシの黒色塗装化等がなされており外観も若干変わっている。

 2009,03,18 山陽須磨


■Variation
 1981年以降に製造された車両は一部を除いて車体がアルミ製になっている。3000系のアルミ車とは製造工法が変更されており、3000系のアルミ車と比べてコスト低減が図られている。またこのアルミ車グループは一部が5000系の予備車両としての位置付けをになったことから該当車両は車内がセミクロスシートに改められている。因みにこの3076Fと3078Fは2001年の編成替えにより中間に3000系アルミ車(3500号車・3501号車)が連結されているため、同じアルミ車ながら異なる工法の車両が混在している。

 2015,05,02 手 柄
 リニューアル工事施行車はサッシが黒色に塗られており、外観上の差異となっている。また、3050系のリニューアルでは補助電源装置がMGからSIVに変更される等機器面での変化が生じている。尚、このリニューアルは3000系・3200形と並行して行われている為本系列のリニューアル車はまだ本数が少ない。

 2009,03,18 山陽須磨