610系
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 1993年登場。養老線の車両体質改善を図る為に本線系統から改造の上で転属した高性能・冷房車のうちの1つである。当初の610系は、元名古屋線用の1800系から改造された車両で組成される基本編成(モ610形-ク510形で組成される2両)と、元南大阪線6800系から改造された増結用のク530形の2種類が存在した。日中などの閑散時を2両、ラッシュ時等を3両で運転することで、フレキシブルに輸送量を変えることができたのが特徴的である。養老線転属に際しては、基本編成は台車交換・一部パンタグラフの撤去・車外スピーカーの設置、ク530形はそれらに加えて電装解除が行われている。またいずれも1994年9月のワンマン運転開始に合わせ、ワンマン運転用の装備も備えられている。2連4本と増結車2両の陣容で運用を開始した610系だったが、2001年には620系の増備(南大阪線6020系の転属)に伴ってク530形が廃車され、代替で611Fに付随車が1両増結されることとなった。この結果2007年の養老鉄道移管に際しては、3連1本・2連3本が貸与されている。現在も他車に混じり、主力車両の一つとして使用されている。このうち613F・614Fの2本のみ、検測車である近鉄モワ24系「はかるくん」と連結走行を行えるよう、ジャンパ栓の設置等専用改造が行われている。尚、養老鉄道の車両は2014年3月まで近鉄の所有となっていたが、現在はその所有も養老鉄道に移管されている。

 2012,12,23 播 磨〜桑 名


■Variation
 610系の中で唯一3連を組む611F。2001年にク530形が廃車されるまではク511-モ611という2連を組成していたが、以降は中間にサ571号車を連結した3連を組成している。610系の中ではこのサ571号車のみ南大阪線の6000系を種車としているが、6000系の中でも6900系として製造された初期車両の生き残りとなっている。

 2012,12,23 美濃松山