ホキ800形
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 ホキ800形はそれまで使用されていたホッパ車のホサ1形を置き換えるため、JR西日本で廃車となったホキ800形を1999年に譲受したものである。ホキ800形は1958年に製造が開始された砕石散布用の30t積みホッパ車で、このうち1967年に製造されたホキ1641・ホキ1642の2両がJR時代の車番のままで福井鉄道に移籍している。譲渡に際して大きな形状変化は生じていないが、夜間作業時の照明用に側面に蛍光灯が新設されている。因みに福井鉄道とJRは線路が繋がっていないため、当時の福井新駅(現在の赤十字前駅)に程近い南福井駅より福井鉄道へ陸送されている。現在に至るまで、基本的には赤十字前駅構内に常駐しており、主にモーターカーの牽引によりバラスト散布に使用される。

 2015,03,29 赤十字前