ML521形
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 戦後の機関車不足に加え折しも発生していた福井地震への復興支援輸送や、当時建設が進んでいた白山水系のダム建設に資材輸送の需要が増えていた事から、1949年に日立製作所にて製造された凸型機関車である。全長は9.7mと比較的小柄であり、当初はポール集電を行う異色の機関車であったが1953年にパンタグラフに換装されている。えちぜん鉄道移管前はテキ521形と称し、2両が製造されて貨物輸送や除雪用に従事した。1980年に当時の京福電鉄で貨物輸送が廃止されると常時ラッセルヘッドを取り付け、冬期の除雪専用となった。尚、当初は車両の前後にラッセルヘッドをつけていたが、後に2両連結体制となり、521号機は勝山・三国港方、522号機は福井方にラッセルヘッドが取り付けられるようになった。2両ともえちぜん鉄道に引き継がれ、ATS取り付けや永久連結化等の改造が施されている。除雪用機関車であるため、夏場はイベントが行われない限り基本的に福井口の車庫に留置されている。

 2011,08,03 福井口〜西別院